[3頁目]太宰治『正直ノオト』

太宰の小説以外を読んだのは、これが初めての作品だったと思います。
日記でもなければ、つらつらと内面を描写したものでもない。
なんだか、現時点での自分を客観的に、正確に評価しつつ、今後への決意を固めたような
そんな「ノオト」になっているかと思います。

全てがデータになり、ワンクリックで消せる時代。
なんらかの形で、自分の何かを残しておくことは非常に大事かも。
例えば、私の「元旦」ならば

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[モッチリトシタ白いたい焼き] 149¥

とまあ、こんな風にレシートでもなんでも、少しくらいは残しておくのも悪くないんだと。
思うんです。

太宰治『正直ノオト』(青空文庫)
(文字数:1515字)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1595_18106.html